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医療機関における性病検査の方法とは?

2019年07月15日
危険なウィルス

病院では患者の治療のために性病を含むさまざまな伝染病の検査がおこなわれていますが、希望をすれば症状がない状態でも検査をしてもらえます。一般的に伝染病は、寄生虫・細菌・ウイルスなどの病原体が寄生したり細胞に感染することよって引き起こされます。病原体ごとに感染する場所が違うので、検査の際は性病の種類によって異なる方法が用いられています。

HIVについては、各都道府県に設置されている保健所で、無料で検査を受けることができます。HIVや他の性病・熱帯病などの検査は、内科や性病の治療を専門に行う医療機関で受ける必要があります。医療機関で実施される性病検査の方法ですが、尿・血液や病原体が感染をする臓器から検体を採取します。性病の種類ごとに感染部位が異なるので、血液検査だけとか尿検査だけのように1種類の検体だけで全ての性病検査をすることはできません。性病の種類によっては複数の種類の検体を採取して検査を行い、総合的に判断をする必要があります。

医療機関で行っている性病検査の方法ですが、採血・採尿・膣分泌物や粘膜の採取・うがい液の採取などがあります。ちなみに膣分泌物(おりもの)や粘膜の検体は、綿棒を使用して採取します。病原体が血液中に感染する病気であれば、2~15cc程度を採血して血中に含まれる抗体または病原体そのものの有無を調べます。採血を行うのは、HIV・梅毒・骨盤内クラミジア感染・ヘルペス・B型肝炎・C型肝炎などです。B・C型肝炎については、職場などの健康診断で検査を実施する場合もあります。採血をする場合は、注射針を刺した時に痛みを感じることがあります。

女性のクラミジア・淋菌・カンジダ・トリコモナスであれば、綿棒を使用して膣や子宮口のおりもの・粘膜を採取します。綿棒の先に少量の検体をすくい取るだけなので、痛みはありません。尿道などの泌尿器に病原体が感染する性病の場合は、尿を検査するために採尿を行います。採尿を行うのは、男性のクラミジアや淋病などがあります。男性であれば専用の容器に尿を入れるだけで、採取した尿を提出すれば完了です。クラミジアは病原体が体の異なる場所に感染するので、場所ごとに検体を採取する必要があります。咽頭クラミジアは男女ともに喉の粘膜に病原菌が感染するので、うがい液を採取して検査が行われます。綿棒を使って咽頭部の粘膜を採取する方法もありますが、うがい液のほうが広範囲に検査ができて負担が軽いというメリットがあります。

血液検査は注射針を刺すので痛みを感じますが、血液以外の検体を採取する際は痛みなどの身体的な負担はありません。性病検査で採取する検体は少量で、数種類の検査を受ける場合であっても1日で済む場合がほとんどです。